インプラントのおすすめ歯科医院について

2024/10/21
2025/11/26
#おすすめ歯科医院

- 1.1実績 埋入本数
- 1.2歯科医院に備えている設備
- 1.4インプラント保証体制
- 1.5メインテナンス体制
- 1.6インプラント手術の価格
- 1.7歯科医院の口コミ
- 1.8その他
Medee編集部の考え方

自分自身にあったインプラント歯科医院をご自身の手で探す上で、何を基準に探せばよいのかわからない、そういったお悩みを抱えていらっしゃる方もいるでしょう。
実際に、Medee編集部に所属する私もインプラント歯科医院を探す際に、非常に苦労した経験があります。
インプラントは、実は歯科医師の学んできた環境によって歯科医師ごとに考え方が異なり、絶対に正しいというものは存在しません。
そのため、なるべく客観的な基準を定め、それらの基準に合わせて歯科医院を調査しご紹介するという手法をとらせていただいています。
実績 埋入本数
歯科医師がどれだけインプラントの経験があるのか、という基準になります。
多くの経験を積んでいること=安心とは限りませんが、経験値が少ない歯科医師よりも安心感があることは間違いないでしょう。
埋入本数の数え方ですが、あごの骨にインプラントを埋入した本数をさします。
そのため、オールオン4などは全顎の治療ですが、埋入本数は4本ということになり、3本連続の欠損の場合は、2本のインプラントでブリッジを作ることもあるため、その場合2本という計算になります。
また埋入本数は、医院自身が管理・計算し公表しているものですので、数字については正確性を担保できるものがないことに留意が必要です。
歯科医院に備えている設備
インプラントは外科手術を伴うものですので、正確な診断と適切な治療計画が求められます。
そのため、インプラントを実施するにはさまざまな設備が必要になります。
例えば、歯科用CTはまさに必須の設備といえるでしょう。
また感染症のリスクを抑えるため、専用のオペ室があるかどうかや、歯科医師によってはガイドを利用する方もいらっしゃるでしょう。
ガイドについては非常に優秀な設備ですが、歯科医師によって考え方が分かれる設備でもあります。
ガイドについては、どういったものなのかは「インプラント ガイドとは」の記事をご覧ください。
対応できる術式やオプションの幅
患者さんのお口の中や骨の状態、治療に対する要望は千差万別です。
そのため歯科医院には、それぞれの状態や要望に的確に応えるための幅広い治療の選択肢と、それを実行できる高い臨床力が求められます。
例えば、以下のような多様なニーズや難症例に対応できるかどうかは、医院を選ぶうえで重要な視点となるでしょう。
「骨造成」に対応しているか
インプラントの土台となる顎の骨が足りない場合におこなう「骨造成(骨を補う処置)」は、インプラントができない方を可能にするだけでなく、インプラントを理想的な位置・角度で埋入するためにも用いられる重要な手術です。
「静脈内鎮静法」に対応しているか
静脈内鎮静法は半分眠ったようなリラックスした状態で治療を受けられる麻酔です。手術への不安を和らげ安心して治療に臨める環境が整えられているかどうかは重要なポイントです。
「即時埋入や即時荷重」に対応しているか
抜歯と同時にインプラントを埋入する「即時埋入」や、手術当日に仮歯を入れる「即時荷重」は、治療期間の短縮や見た目の不安解消につながる治療法です。こうした患者さんの負担を軽減する選択肢があるかも確認できると良いでしょう。
「オールオン4・ザイゴマインプラント」に対応しているか
ほとんどの歯を失った方や総入れ歯に強い不満を抱いている方へのインプラント治療では、「オールオン4」や「ザイゴマインプラント」といった高度な治療法に対応している必要があります。
こういった幅広い術式に対応できる臨床力があるかどうか、という点も大切な視点です。
インプラント保証体制
極論ですが、保証がなかろうが長持ちすればそれで構わないとは思います。
ただ、インプラントをはじめとする手術や治療で100パーセントの成功率は現実的には机上の空論でしょう。
そのため、インプラントについての保証体制があると安心できる1つの材料になることは間違いありません。
インプラントについて保証があるかどうか、という点も判断材料になりうるでしょう。
ただし一言で保証といっても、さまざまな条件がある場合があります。
しっかり保証の内容も確認するようにしましょう。
メインテナンス体制
インプラント治療のリスクとして、術後に「インプラント周囲炎」になってしまうことがあげられます。
インプラント周囲炎はインプラント特有の歯周病で、歯周病と比較して圧倒的に進行スピードが速く、インプラントが抜け落ちてしまう原因になります。
インプラント周囲炎を防ぐには、インプラント手術後にメインテナンスに通うことと適切なホームケアを徹底することが大切です。
インプラント周囲炎は歯周病の一種ですので、歯周病に知見を持っていたり、メインテナンスについて体制を整えている歯科医院ですと、安心感が増すでしょう。
またインプラントのメインテナンスの観点でいえば、マイナーすぎるインプラントは避けるべきと考えられます。
引っ越しなどで手術をした歯科医院に通えなくなった場合、別の歯科医院にメインテナンスで通うようになると思います。
その際に、マイナーなメーカーの場合、引っ越し先の歯科医院で適切なメインテナンスを受けられない場合もあります。
インプラント手術の価格
インプラントは自由診療のため、歯科医院が言い値で価格を設定することができます。
歯科医院ごとに価格が大きく変わる治療のため、価格も歯科医院選びに必要な要素になることが間違いないでしょう。
中には、これでは赤字だろうという設定の歯科医院もあれば、ほかの歯科医院では設定されていないオプションが実は含まれているお得な歯科医院もあります。
安すぎる値段設定のインプラントの場合、上部構造の値段が含まれていなかったり、追加でオプション費が必要になったりする可能性もあります。
しっかりと総額はいくらになるのかを確認することも大切です。
参考までにインプラントの価格は以下のように決定されることが多いです。
インプラント代+(アバットメント代)+上部構造代+その他オプション
わかりづらいインプラントの価格を把握しておくことは、とても大切です。
歯科医院の口コミ
近年、歯科医院も含む医療業界で口コミが多く問題になっています。
業者によるサクラの口コミや、ステマ的な手法を用いて集めた口コミ、また誇張された悪い口コミなどが問題となり、口コミがあてにならない、と感じ始めている患者さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
恣意的に操作された口コミは、当然参考になるものではないのですが、本来口コミというのは歯科医院で操作できない第三者からの情報ということで参考にするべき情報です。
Medeeでは歯科医院のできる限りそれぞれいい口コミも悪い口コミも読み込み、同時に記事内でご紹介してフラットな形で紹介できるようにしています。
その他
インプラントには、さまざまな学会があります。
学会は、研究の発表、情報・意見の交換などの場となります。
その研究成果を学会誌などの機関雑誌にて発表し、医療の質を高めていくことに貢献しています。
学会といっても大小さまざまあり、そのクオリティはさまざまと言えるでしょう。
参加人数も多く、実際にインプラントの研究が積極的に行われている学会に積極的に参加されている方、その学会で専門医や認定医の資格を取得している方はインプラントに関する知見を備えている可能性があります。
インプラントの成功のために覚えておいてほしいこと

インプラントは歯科医院選びも大切ですが、その後のメインテナンスを徹底することも同時に非常に大切です。
インプラントは手術が終わったから完了すると思わず、必ずメインテナンス込みで歯科医院選びをおこないましょう。
メインテナンスは、歯科医院に1ヶ月から6ヶ月に一度通うことになります。
信頼できる歯科医院を選んで、適切なメインテナンスが受けられる歯科医院を選ぶことがとても大切です。
この記事の監修者

後田 一帆
経歴
福岡県立小倉西高等学校 卒業 独立法人 九州歯科大学 卒業 九州歯科大学附属病院 総合診療科 入局 医療法人アサップ 水俣ひかり歯科クリニック 勤務 医療法人アサップ 足立の森ひかり歯科クリニック 分院長として勤務 2016年 よつば歯科クリニック 開院 2018年 法人化(医療法人一颯会よつば歯科クリニック) 2022年 下関市内にて移転開業









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当院はこれまで数々のインプラント治療をおこなってきた豊富な実績を持ち、一般的な症例はもちろん、骨が足りないといった難症例のご相談にも対応いたします。「インプラント治療を検討しているけど不安がある」など、どんなことでも構いませんのでお気軽にご相談ください。
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